2020年12月11日(金)、遊休不動産活用セミナーを開催いたしました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
昨今新型コロナウイルスの影響により、投資回収ができなくなった物件や、取り壊しが延期になるなど計画が大きく崩れ、遊休不動産化している物件が増えています。
今回のセミナーでは、現状の資産の収益化方法を弊社の施工事例を基にお話しさせて頂きました。
こちらのセミナーレポートでは、その中から3事例をご紹介させて頂きます。
セミナーでご紹介した事例
事例1:建て壊し予定の物件をグッドルームで借り上げ、レンタルオフィスへ
こちらの物件はもともとディベロッパーが種地として保有していた遊休資産で、既に取り壊しが決まっていました。
取り壊しまでと期間を限定し収益化するため、グッドルームで借り上げてレンタルオフィスへリノベーションしました。
シェアラウンジを設ける事で付加価値を付け、制作系、IT系のベンチャー企業様を中心にお申し込みいただき、完成後一ヶ月で満室となりました。
すでに建て壊し予定の時期は過ぎておりますが、こちらの物件においてもコロナウイルスの影響を受け建て壊しが延期となったため、延長してオフィス運営を継続しております。
この物件についての記事はこちら>>「【一棟事例①】遊休不動産を期間限定でシェアオフィス運用」
事例2:レジャーホテルをシティーホテルへリブランディング
こちらは築30年、総客室数60部屋のレジャーホテルホテルをシティーホテルへリノベーションした事例です。
ポイントはリノベーションに加え、リブランディングから集客まで提供している点。
建物1階のカフェスペースや2階のイベントスペースの活用方法も見直し、ワーケーションも含めたビジネス利用やアフターコロナのインバウンド増への対応も視野に入れた内装に変更。
看板など外観も一部イメージチェンジし、スタイリッシュで温かい雰囲気のホテルへと模様替えしています。
開業後は、グッドルームの運営するホテル長期滞在サービス「goodroom ホテルパス」にて集客を行い、稼働率向上のためのサービス提供も行います。
この物件についての記事はこちら>>「7階建てホテルをリノベーション リブランディングから集客まで提供します」
事例3:稼働率が下がった社員寮を一般賃貸マンションへ
最後に、今回のセミナーの会場でもある稼働率が下がった社員寮を一般賃貸化した事例をご紹介します。
全29部屋あった建物を、エントランス部分を含めて1棟リノベーション。
北向きで半地下にあるため日当たりの悪かった1室を、テレワークやホームパーティーに使用できる住人の共有スペースとしてリノベーションし、物件全体のバリューアップに貢献しました。
こちらは周辺のワンルームの賃料相場が5.12万円であるのに対し、こちらのお部屋は7〜8.8万円で完工後1ヶ月以内に満室となりました。
2回転目以降の募集でも、退去前に申し込みが入ることもあるほどの人気物件です。
(キッチン付きの共有スペース)
この物件についての記事はこちら>>「【一棟事例③】全28室が即満室、あえて1室減らした元社員寮の1棟まるごとリノベ」
当日はこれら以外にも、オフィスにコンバージョンした病院や登録有形文化財の事例など、遊休資産の活用例を複数ご紹介いたしました。
それぞれ物件特性や時代のトレンドを考慮した様々な魅力付けを行い、物件の価値を最大化しています。
また、どの物件も予想される賃料収入から逆算し、投資回収できる範囲でのリノベーションを行なっている点もポイントです。
ご参加いただいた皆様からは、
「オフィスや賃貸需要の変化を理解するのに、大変役立った。」
「コンバージョン・リブランディングに興味があり参加したが、はっきりと収支等が数字で示されており充実した内容だった。」
というようなお声をいただきました。
グッドルームでは、今後も随時イベントの開催を予定しております。
ご興味あるものがございましたらぜひご参加ください。