退去予告の出たそのお部屋、ベランダなし、1階、駅から10分。
空室時、多くのオーナー様が頭を抱えてしまうお部屋は1階のお部屋かも知れません。賃貸市場でもやはり入居者目線から懸念されるポイントでもあり、オートロックなし、隣家の視線が気になるなど、意見は様々。現在の入居者さんが転勤になってしまい、空室予定のお部屋に・・・。
そんなお部屋、空いてしまったらどうする?
住む理由を作ってあげる、これが最善最良の答え
コンパクトなお部屋の場合、多くのオーナー様は原状回復を各業者さんに依頼します。築年数が経過していても大規模なリノベーションは望まないかもしれません、なぜなら費用面で原状回復よりお金がかかってしまうから。ただ、どうでしょう?それは多くのオーナー様が同じことを思っています。
そうすると、賃貸市場には安く抑えたどこにでもあるお部屋が溢れかえってしまい、同じ様なお部屋が市場に沢山排出される事になってしまいます。その時、あなたのお部屋お持ちの部屋は住む理由のあるお部屋でしょうか?近くに新築の1Rマンションや同じようなアパートはないですか?市場には類似物件が沢山出てきていて不動産屋さんに案内してもらえる確率はだいぶ低くなってしまいます。
ポータルサイトに登録しても、入居者の行動はシビア
例えば、お部屋を探す立場になった時、なにも条件を絞らずに検索ボタンを押すでしょうか?ポータルサイト利用者のほとんどが、築年数等々の絞込を利用しています。
考えられる理由としては、
①検索条件を絞らないと、無数にお部屋がでてきてしまい、情報の閲覧に時間がかかる
②古い=汚いという印象を持ってしまっているから と考えています。
どうすれば、多くの人に見てもらえるお部屋をつくれるか?
賃貸物件は入退去が伴う中長期的な運用になります。その為ごく少数にしか好かれない、偏ったデザインのお部屋にすることはリスキーな選択という事なります。派手であればいい、というわけではないので注意が必要です。
住みたいと思わせるお部屋にすることが大切
特徴を出そうとしすぎて、過剰に投資してしまうのも正解ではないですし、節約しすぎて改装しても住みたいと思うお部屋にならなければ無駄になってしまいます。賃貸では「住みたい」という感情に訴える事が大切なので、それが叶う適度な投資をする必要があります。
弊社が施工したお部屋。無垢のフローリングがあたたかみを感じさせます。
キッチンはオリジナル開発したものを使用。派手すぎず、お部屋に馴染むデザインです。
ユニットバスは既存利用。新しさをプラスさせる為、木目調のシートと長尺の鏡、水栓交換を実施。
着工時から募集することで、工事中にお申し込みが入りリーシング期間の短縮に
弊社の運営サイト”goodroom”にて工事中から募集。弊社のリノベーションはパッケージ化されており、無垢フローリングと白い壁のシンプルなお部屋が特徴です。イメージ写真から先行募集し、工事中に決まることも多いです。成約賃料は、相場より1万円高くお貸しすることができました。
“goodroom“での募集画面。築年数表示は見出しになく、ビィジュアルが優先される。
施工内容
・無垢床フローリング張り
・オリジナルキッチン設置
・靴箱新設
・浴室改修(アクセントシート張り・長尺ミラー・水栓交換)
・室内物干し設置
・諸工事諸々
工事費用
約130万円
工事期間
約1ヶ月
工事のお問い合わせはグッドルームまで
賃貸住宅では従来リフォームの設計、施工、入居者募集は別々の会社より提供されていますが、グッドルームでは、リノベーションの設計、施工を「TOMOS」、リノベーション後の入居者募集を「goodroom」により、ワンストップで提供することでオーナー様の空室解消や家賃下落に対する不安を解消し、築古賃貸不動産のバリューアップを行っています。工事のご相談はお電話・お問い合わせフォーム(こちら)よりお気軽にお知らせください。