「リノベーション」というと内装の施工をイメージされる方が多いかもしれません。
内装と比較するとあまりメジャーではない外構・外装のリノベーションですが、耐震面や設備の劣化を修繕するために必要であることはもちろん、実は投資的な観点からも大きなメリットがあるのです。
外構・外装リノベーションのメリットや注意点についてご説明します。
目次
1.外構・外装リノベーションとは?
外構・外装リノベーションとは、共用部や外壁のリノベーションを指します。
エントランス・廊下・エレベーター・駐輪場・屋上など室内以外の全ての箇所が、外構・外装リノベーションの対象です。
施工内容としては、照明や看板の設置、ポストの設置、ウッドデッキの施工、マンション周りの防草シート敷き、印象を大きく変えることができるドアのシート貼りや外壁塗装など幅広くあります。
2.外構・外装リノベーションをするメリット
1.入居促進につながる
お部屋探しをされている入居者様は、内装はもちろんですが、実は外観も同じようにしっかりとチェックしてお部屋を選ばれています。
まず、ネットの入居募集ページには、内装だけでなく外観の写真も掲載されています。
また、大手の賃貸ポータルサイトの検索結果ページは外観が並んでいることがほとんどです。
そのため外観の印象は、問い合わせ数や閲覧数に影響します。
また内覧時にも、外観は現地に着いて一番始めに目にする場所であるため、印象が強く残ります。
外観や共有部の印象が悪いと、管理状況が良くないマンションではないかと心配されてしまいお申し込みに至りにくくなります。
その点、外構・外装リノベーションを行っていれば、きちんと管理がされている物件であることがアピールでき入居促進につながります。
参考コラム:「グッドルーム仲介部に聞く お部屋探しで入居者が見ているポイント」
2.賃料アップができる
リノベーションにより共有部の設備を充実させたり雰囲気を新しくすることで、全部屋の賃料をアップさせることができます。
投資的な観点からも、外構・外装のリノベーションにはメリットがあります。
3.稼働状況に関わらず実施できる
外構・外装リノベーションは満室でも実施できるため稼働状況や時期を問わず行える空室対策です。
外構・外装リノベーションを実施しておくことで、次回の入居募集時には賃料をアップさせたり、空室期間を抑えることができるでしょう。
3.外構・外装リノベーション時の注意点
1.物件全体の統一感を考える
まずデザインの選定時に注意して頂きたいことが、物件全体の統一感を考えることです。
統一感のあるデザインにすることで印象が良くなり、物件の資産価値が向上します。
しかし、外装リノベーションは室内よりもリノベーション範囲が広いために、「想像と違った」「デザインがちぐはぐな印象になってしまった」といったことが起こりやすいリノベーションです。
完成後のイメージを明確に持った上で、配色や素材一つ一つに注意し、統一感を意識したデザイン選定を行うようにしましょう。
2.現在入居されている方々への配慮
次に注意して頂きたいことが、現在入居されている方々への配慮です。
外装の工事期間中は、リノベーション規模によっては、洗濯物をベランダに干せなくなったり工事音が響いたりと、現在入居している方々の生活へ影響を与える可能性があります。
後々のトラブルを回避するためにも、リノベーション工事を開始する前に入居者の方々への説明は十分に行うようにしましょう。
3.投資対効果は高くないケースがある
全戸の賃料を上げられる外構・外装リノベーションですが、投資対効果を高く出せないケースも有り、専有部のリノベーションとは違う考え方で検討する必要があります。
賃料の上がり幅はリノベーション内容によりますが、1戸あたり数千円です。
そのため戸数が少ないマンションであれば年間の回収額はそこまで多くありません。
また満室の際に実施した場合、賃料を上げられるのは次回の退去時や更新時以降になり、すぐに回収を始められるわけではありません。
マンションの戸数やリノベーション内容・費用により収支は異なりますが、外構・外装リノベーション単体の投資対効果はそれほど高くないことは覚えておきましょう。
あくまでも経年劣化による修繕と併せて行うことがおすすめです。
4.goodroomの外構・外装パッケージ
グッドルームでは内装リノベーションと同様に、外構・外装リノベーションも明瞭なパッケージ料金にてご提供しています。
デザインは内装リノベーションのTOMOSと同様に、モダンであたたかみのあるものを選定しています。
内装と外観の印象を合わせ、物件全体として統一感のある空間へリノベーションすることが可能です。
外壁
スモーキー:都会的でスマートなカラーリング
ウォーミー:上品で温かみのある中性的なカラーリング
+ワンカラー:清潔さと大胆さを合わせたカラーリング
物件の印象をガラッと変える外壁のデザインは上記の3種類から選ぶことができます。
外壁から玄関扉まで、トータルコーディネートしてご提供しています。
小物
館銘板をはじめ、ライトやルームサイン、ポスト等、様々な小物をご用意しています。
細部までデザインにこだわることでホテルのような洗練された印象に。物件全体に一体感が生まれます。
5.外構・外装リノベーション事例
オーナー様のお悩み:築41年が経ち、外観の経年変化が気になる
経年により色落ちや黒ずみが目立ち始めた外観。
こちらの物件では、選べる3種のデザインから「+ワンカラー」のデザインをチョイスし、白地にダークグレーを差し込んだモノトーンのデザインで仕上げました。
築古物件も、リノベーションで印象を大きく変えることができ、入居申し込みが得やすくなります。
本物件の詳細こちら>>施工事例No.41「外装の色落ちや黒ずみが目立つ」
物件の第一印象を左右する外観。
新築物件でなくても、既存を利用しながらリノベーションすることで見違えるほど綺麗になります。
goodroomではイメージチェンジをするワンポイント施工から、マンション全体の印象を一新する外壁塗装まで様々な外構・外装のプランのご用意がございます。
共用部が古くなってきた、次の退去に備えて空室対策をしたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。
>>入居付けと資産価値向上を促進するgoodroomの外構・外装リノベーション
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