長く空室が続いている/現在使われていないといった物件の活用にお困りではありませんか?
グッドルームでは、一般的な賃貸マンション・アパートのリノベーションはもちろん、元社員寮や事務所、かつて賃貸として運用されていた物件など、さまざまな物件のリノベーションを承っております。
また「活用したいけれど、運用にかける時間を作れない」という方へ向け、運用などもお任せいただけます。
今回は、これまで施工してきたさまざまな物件の中から、今年3月にオープンし、約3ヶ月で全60部屋すべてがご成約となっている「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」のリノベーション内容や効果などをご紹介します。
目次
1.「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」とは?
「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」とは、名古屋鉄道株式会社の所有する名鉄名古屋本線大里駅直結の法人向け社員寮をグッドルームがマスターリース契約をし、一棟リノベーション。
さらに、ワークスペースやレンタルスペースなどを併設した賃貸マンションです。
現在は、建物の住居部分をグッドルームが名鉄より借り受け、賃貸サイト「goodroom」での入居者募集から家賃回収、レンタルスペースの運営まで一括して行っています。
リノベーションの背景
1994 年に竣工したこちらの建物は、これまで名鉄社員寮や法人向け社員寮として利用されていましたが、寮ニーズの低下などにより近年は遊休資産化。
その有効活用と地域の再活性化のため、今回リノベーションのご依頼をいただきました。
マンションの特長
コンセプトは、「“あったらいいな”を叶えてくれる これからの暮らし」
コロナ禍で急速に広がるテレワークや、地域コミュニティの多様化など人々のライフスタイルの変化もとらえ、1 階エリアには、居住者専用のワークスペースやシェアリビング、近隣住民もレンタルで利用できるレンタルスペースを設けています。
2階は1LDK 10 室、3 階、4 階は 1K 各 20 室、5階は1LDK 10室の計 60室となっております。
グッドルームのリノベーションブランド「TOMOS」の特長である無垢床を使用し、階ごとに異なるカラーコンセプトを取り入れ「選べる楽しさ」も演出しています。
「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」の特設ページはこちらになります
>>「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」
2.マスターリース契約による一棟リノベーション
一般的にリノベーションというと、施工のみを行っている会社が多いですが、グッドルームではマスターリース契約により物件管理、賃借人対応、リーシング、運営を一括してお任せいただけます。
今回ご紹介する「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」においても、オーナー様とグッドルームの間でマスターリース契約を結び、リノベーションを始め、入居募集や運営についてもグッドルームで実施しています。
マスターリースとは?
オーナー様から一括して借り上げた物件を入居者に転貸しするサブリース事業の中で、サブリース会社がオーナー様の賃貸物件を一括借り上げする契約を「マスターリース契約」と言います。
オーナー様にはビルやアパートの入居率に関係なく一定の賃料が支払われるので、安定した賃貸経営が可能となります。
また、入居者募集や家賃回収と言った諸業務も任せられるので、運営に割く時間が無いというオーナー様にもご利用いただく機会の多いサービスとなっています。
3.リノベーションの効果
スムーズな入居付け
名鉄名古屋駅まで電車で15分とアクセスは良いものの、最寄りである大里駅の知名度が高くなかったことから、入居付けに懸念があったこちらの物件ですが、2021年3月に完工し、5月現在、全60部屋が満室となっています。
スムーズな入居付けを実現した理由として、
①通勤時間よりも、内装やテレワーク可能な設備を重視するgoodroomのユーザー層
②ワークスペースや高速インターネットなどのテレワークに適した設備
の2点がマッチしていたことがあげられます。
①通勤時間よりも、内装やテレワーク可能な設備を重視するgoodroomのユーザー層
goodroomでは、立地や賃料よりも、内装にこだわってお部屋探しをしているお客様をターゲットにしています。
掲載においても、内装メインで14枚以上の豊富な写真と共に物件ストーリー(紹介文章)を載せています。
そのため、希望の立地から少し離れていても、「goodroomのお部屋に住みたいから」と内装重視でお部屋を決めてくださる方がいらっしゃいます。
内装が魅力の「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」においても、goodroomのユーザー層と相性が良く、ご成約に繋がったと考えられます。
②ワークスペースや高速インターネットなどのテレワークに適した設備
コロナ禍でテレワークが推進される中で、いち早く”ワークスペース付き”という付加価値をプラスした点、そしてテレワーク対応の住宅を選ばれる方は立地に懸念を抱きづらいという点も、高いご成約率を叶えた理由の1つです。
実際にテレワークでワークスペースを利用されている入居者様も多く、「静かでスペースも区切られているので(仕事に)集中できる」とご好評いただきております。
関連記事
>>NHK名古屋放送『まるっと!』にて、TOMOS APARTMENTS名鉄大里をご紹介頂きました。
そのほか、入居者様同士で繋がりを持てる共有リビング、1人暮らしの方だと持っている方が少ない乾燥機を完備したランドリースペース、近隣住民の方もご利用可能で、コミュニティの活性化にも繋がるレンタルスペースなどを新設しました。
また、オートロックや高速インターネットを採用し、現代で重視されているセキュリティ面やネット環境など、多くの方のニーズが盛り込まれたリノベーションとなっております。
沿線の活性化
入居者が増えるということは、家賃収入が増えるということに加え、鉄道や商業施設などの収益も期待することが出来ます。
また、「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」の場合、近隣住民も利用できるレンタルスペース等も新設し、地域コミュニティの創造の場となるような設計となっています。
そのため、物件内のみならず沿線を含めた活性化をより一層期待することが出来ます。
4.リノベーションの内容
1階:共有スペース
(リノベーション前の共有スペースです)
(リノベーション後の共有スペースです)
共有スペースが充実した1階部分です。
シェアリビングをはじめ、居住者専用のワークスペース、ランドリー、ロッカー、近隣住民もレンタルで利用できるレンタルスペースを新設しました。
コロナ禍で急速に広がるテレワークや、地域コミュニティの多様化など人々のライフスタイルの変化もとらえた設備内容となっています。
物件自体の活用はもちろん、地域や沿線の活性化を促すことができる様な施設を想定して作られています。
(左:ワークスペース 右:ランドリー)
(レンタルスペース)
2階〜:お部屋
(リノベーション前のお部屋です)
2階から上が入居者様のお部屋となっています。
無垢床やアクセントクロスを使用したおしゃれな内装であることはもちろん、お風呂や洗濯機置き場、トイレ、キッチンなど生活に必要な設備がばっちり揃っています。
広さの限られた1Kのお部屋にも、スペースを活用して独立洗面台を設置しています。
さらに元は1Kの間取りが多い構造でしたが、隣り合う2室を1つにつなぐ「ニコイチ」工事により1LDKのお部屋もご用意しております。
(リノベーション後のお部屋です 1Kタイプ ※beforeの写真とは別部屋になります)
(リノベーション後のお部屋です 1LDKタイプ ※beforeの写真とは別部屋になります)
今回は一棟丸ごとリノベーション事例として、「TOMOS APARTMENTS 名鉄大里」をご紹介させて頂きました。
人が集まりにくい立地でも、競争力の高いリノベーションと、内装重視のgoodroomユーザー層で高い稼働率を叶えます。
活用法に迷われている物件がありましたら、ぜひ一度グッドルームにご相談ください。